みょきこのつぶやき

貧乏家庭で育って、そこそこの大学を出て、海外でも働き、英語も使って働けるようになりました。お金がない家庭で育つ子供たちへのヒントになれば・・・。

100年前、100年後

私は1970年生まれです。

その100年前は1870年で、明治3年らしい。

 

今年は2018年で、100年前の1918年は大正7年とのこと。

 

私が小学校5年生ぐらいだったと思うが、家にビデオデッキが来た。

父は未来のものを手にするように喜んでいた。それは1980年か1981年ごろのことだ。

 

そこから30年でiPhoneだのインターネットだの仮想通貨だのAIだの、100年前の人からは想像できないテクノロジーが出てきた。

 

ふと、時間の流れに想いを馳せると、私が生まれた100年前は、技術も発達しておらず、明治へ時代が変わった3年後。歴史の教科書の中だけで知っている明治維新が起こった、たった3年後。

いやー、30年ですごい変わったと思ってたけど、100年でこんなに変わっちゃうんだ。

100年前に生まれてたら、私は女性なので職業も自由に選べなかっただろうし、恋愛結婚も確か難しい世の中(?)だったはず。日本は富国強兵でその後戦争へとまっしぐらに行く世の中で、世の中で「1970年で正しいと思われていること」と「1870年で正しいと思われていること」はイコールではなく、まったく違う軸で生活をして生きていただろう。

そう考えると、「現在においての正しいこと」というのは、とても相対的で絶対的ではないんじゃないか、と思えてきた。(※ただ、「人間として正しい」ということはなん前年たっても普遍的だと私は思います。ここで言ってるのは、どちらかというと「政治的社会的に正しい」つまり「お金を稼ぐことが偉い」とか「会社はずっと成長していく必要がある」とかそういうこと)

 

100年後、世の中では何が正しいとされるのだろう。皆目見当がつかない。

 

私が今住んでいる場所の、江戸時代の地図を見ながら、江戸の人もまさか100年後コンクリートの箱型の家がボコボコ建ってるなんて想像つかなかっただろうなー、と思いながら、100年後どうなっているだろう、と想いを馳せてみる。

人間が、地球がまだ存在しているといいのだけれど。